catch-img

『DELISH KITCHEN』2021年の人気上昇中ワードTOP10!

長期化するコロナ禍の食卓を下支えするオートミールや、アジアの人気おかずがランクイン

 『DELISH KITCHEN』は、2021年1月1日から11月24日までの期間に検索されたキーワードを徹底調査し、『DELISH KITCHEN』アプリ内における2021年の人気上昇中ワードTOP10を発表いたします。


※「2020年における年間検索ボリュームが、2019年の年間検索ボリュームと比べて50%以上伸びている」かつ「2021年の年間検索ボリュームが、2020年の年間検索ボリュームと比べて10%以上伸びている」検索キーワードから上位10個をランキングとして算出しています。
※検索ボリュームとは総検索数における、ある特定ワードの検索数の割合を表した数値で、検索頻度を表しています。(調査対象:アプリのみ)


『DELISH KITCHEN』アプリにおける2021年の人気上昇中ワードTOP10

1. オートミール        1316%
2. ヤンニョムチキン       374%
3. ルーロー飯          233%
4. ピーマンの肉詰め       225%
5. サムギョプサル        204%
6. 小松菜 油揚げ        196%
7. きゅうり 塩昆布       193%
8. キャベツ スープ       178%
9.  ハンバーグソース      176%
10.   ホットプレート         174%

※調査概要
対象:『DELISH KITCHEN』アプリでユーザーが検索した全キーワード(AND検索を含む)
期間:2019年1月1日〜2019年12月31日および2020年1月1日〜2020年12月31日および2021年1月1日〜2021年11月24日

「オートミール」の人気が定着

 『DELISH KITCHEN』の2020年検索急上昇ワードで第1位を記録した「オートミール」が今年も堂々の第1位に。主食としてご飯の代わりに食べられるほか、お菓子作りに用いることもできる万能さに加え、栄養価や、調理も手軽にできることなど魅力の多い食材。昨年から話題となりましたが一時の流行で終わらず、人気が定着したと考えられます。

 特に『DELISH KITCHEN』で人気が高かったオートミールのレシピは「オートミールと卵のお粥」や「オートミールのトマトチーズリゾット」など、1人分を10分〜15分以内に作れる軽食ごはん系のものが目立ちます。これらのレシピは10代〜30代の女性で単身世帯のユーザーから人気で、お米の代わりに1人分を手軽に、時短で食べたいニーズを「オートミール」が叶えていると考えられます。


食卓の人気おかずは「アジア風味」がトレンド

 韓国、台湾といったアジアの人気レシピも多くランクイン。まずはオートミールに続き、2020年の検索急上昇ワードにもTOP10にランクインした「ヤンニョムチキン」が2位となりました。スパイシーで濃いめの味付けのため、食べ応えのあるおかず・おつまみとして人気の一品です。特に再生数が高かったのは「鶏むねのヤンニョムチキン風」で、鶏むね肉を使用し揚げずに焼くことで手軽にお作りいただけるレシピです。鶏むね肉は鶏もも肉に比べて安価な上、脂肪分がカットされますし、揚げない調理方法からもさっぱりとお召し上がりいただけます。40-50代でお子様がいる女性、10-20代の男女で単身世帯のユーザーから特に人気が高く、辛みのあるレシピのためか小さいお子様をお持ちのユーザーからはやや敬遠されている印象です。


 3位は台湾の代表料理、「ルーロー飯」です。本場では五香粉やエシャロットなどを使用し、特徴的なスパイスや風味とともに楽しむレシピで、2020年から大手コンビニでもお弁当として販売され始めたこともあり定番化。『DELISH KITCHEN』では家庭にある調味料で味を近づけた「ルーローハン」のレシピが人気で、30-40代の女性でお子様がいらっしゃる世帯のユーザーのほか、20代男性で単身世帯のユーザー人気が高かったことも特徴です。豚バラ肉を濃いめの味付けで炒め、丼として白米といただく「がっつり飯」スタイルだからこそ、食べ盛りの男性を中心に人気を博していると考えられます。


 5位には「サムギョプサル」がランクイン。韓国料理店や焼肉店で人気のメニューですが、フライパンでも簡単に再現ができることからおうちの食卓でも定番に。特に人気が高いのはランチにぴったりの「サムギョプサル丼」のレシピで、「豚バラ肉」など脂質の多いお肉を使った丼もののレシピであるにもかかわらず10代・20代の女性から人気が高い傾向にありました。若年層に浸透している韓国のカルチャーは音楽やドラマのみならず、食文化においても支持を集めているようです。

彩を添える緑の野菜を使ったおかずと副菜は”価格”がポイント

 4位は「ピーマンの肉詰め」がランクイン。詳しく見てみると、人気レシピである「基本のピーマンの肉詰め」は子供がいらっしゃらない世帯のユーザーから多くの支持を集めていました。ピーマンの苦味は子供に合わず、大人の食卓の定番おかずとして「ピーマンの肉詰め」が人気と言えそうです。


 続いて、6位は「小松菜 油揚げ」、7位は「きゅうり 塩昆布」、8位は「キャベツ スープ」の検索ワードがそれぞれランクイン。濃淡はあれど、緑の野菜を使った主菜・副菜の数々が人気となりました。食卓に彩を添えてくれるだけではなく、「ピーマン」「小松菜」は緑黄色野菜でもあり栄養価にも注目です。

 今夏は天候不良で野菜の価格高騰が続いていましたが、「ピーマン」「小松菜」「きゅうり」「キャベツ」は比較的安価で手に入る野菜です。手間のかかる下処理も少なく調理が簡単であることから、調理の機会が増えたコロナ禍の食卓においては重宝する野菜になったと考えられます。

 また、9位は「ハンバーグソース」となりました。「ハンバーグ」は『DELISH KITCHEN』の中でも検索される頻度が高いレシピで、手作りのおかずとして不動の人気を誇る料理ですが、味の決め手となるのがハンバーグソースです。家庭にある調味料で作れるソースが多く、自分好みの味を探してこだわりたいと考えるユーザーが増え、ランクインに繋がったと考えられます。

 10位には昨年も検索急上昇ワードにランクインした「ホットプレート」が再び登場。食卓で一気に調理ができることから、ご家族の多い家庭で重宝されるアイテムで、『DELISH KITCHEN』で再生数の高い人気のレシピも15分で調理が完結する「豚キムチ蒸し」などおかずものが上位に。40-50代の男女で、お子様のいらっしゃるユーザーから支持を集めました。

緊急事態宣言による外出自粛が続いた2021年。2022年のトレンドは?

 感染症の影響は「食卓」に強く表れます。2020年と2021年を比較してみると、「お雑煮」が164%、「伊達巻」が157%、「恵方巻き」が151%、「ひな祭り」が151%の割合で検索ボリュームが上昇しました。外出自粛が叫ばれおうち時間が増えたことから、イベントを「食」で楽しもうとするべく関連レシピの需要が高まる傾向が強まったことがわかります。

 現段階では新型コロナ感染症の感染者数も落ち着きを見せており、会食・外食機会も増えて多様な「食」のシーンが見られるようになりました。2022年も感染症に配慮することが求められると想定されますが、長期化するコロナ禍でおうちご飯はより簡単で、時短できるレシピが人気となる傾向は強まると推測されます。お米やパスタと違って、炊飯や茹でる時間がカットできる「オートミール」が人気を集めていることもその機運の表れかもしれません。

 『DELISH KITCHEN』では、利用者さまのニーズを汲み取りそのタイミングごとに最適なレシピを提供しています。「食」は1人でもお楽しみいただけますし、誰かと共有することで言葉と思いが拡がるコミュニケーションツールにもなり得るものです。来年も利用者の皆様が抱える「食」の課題を解決し、ハッピーな体験を増やしていけるようサービス作りを続けてまいります。