【朝食調査・後編】現代人の朝ごはんは何が課題?属性別の分析結果を発表!
『DELISH KITCHEN』は、新生活シーズンに合わせ、アプリユーザー1,171人を対象に朝食に関する調査を実施しました。その結果、朝食の自己評価は100点満点中平均53点にとどまることが判明。前編の記事では、多くの人が抱える朝食の課題、現状、そして理想を徹底調査しました。後編では、朝食の自己評価について回答者の属性別に深堀りしていきます。
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「ながらスマホ」は低得点、「家族と会話」は高得点
スマホやテレビを見ながら、子どもの世話をしながら、通勤しながらなど、朝食の「ながら食べ」をしている人(※「家族や同居人と話しながら」は除く)の朝食の自己評価点は平均51点と全体より2点低い結果となりました。その中でも、「スマホを見ながら」と答えたユーザーは平均47点とかなり低い点数となりました。
一方、「家族や同居人と話しながら」と答えた人は平均62点、「朝ごはんを食べるときに他のことをしない」と答えた人は平均59点と全体と比べて高得点となりました。画面に意識が集中しやすいスマホを見ながらの朝食は、食事の美味しさや楽しさに目が向きづらく、作業のように食べてしまいがちです。一方、食べる時に他のことをしない人は食事への意識が向きやすくなります。さらに、誰かと話しながら食べる人は、食事の美味しさや楽しさを分かち合うことができるため、自然と満足度が上がりやすいのではないでしょうか。
子持ち世帯は大人の人数が増えるほど高得点に
子持ち世帯全体の平均自己評価点は51点で全体より2点低い結果となりました。更に、家族構成別に比較してみると「母子父子世帯(自分と子ども)」は48点、「核家族(自分と配偶者/パートナー、子ども)」は50点、「三世帯(自分と配偶者/パートナー、子ども、両親)」は57点と、家族内の大人の人数が増えるほど点数が上がっていく傾向がみられました。
点数をつけた理由について、母子父子世帯の回答を見てみると、「どうしても朝は家事全般に追われてしまう為、少しでも手早く簡単に余裕無く済ませてしまう事が多い」「自分の事は後回し」など、一人で家事や子どもの世話をしなければならないため、朝食に手が回らないほどの忙しさを感じているコメントが目立ちました。
作ってもらっている人は高得点、購入・外食は低得点
朝食の準備方法の違いによっても点数に違いが現れました。最も点数が高かったのは「親や同居人に作ってもらっている」ユーザーで、平均点は72点でした。「自分で準備している」ユーザーの平均点は53点だったので、比較するとかなりの高得点といえます。点数をつけた理由のコメントを見てみると、「食事を準備してくれたから」「作ってもらってて美味しいので」など、食事を作ってもらうことへの感謝や嬉しさも朝食全体への満足度を上げていることが伺えます。
一方、「準備はせず市販のものを購入している(菓子パンなど)」「カフェなどで外食している」と答えたユーザーの平均点は45点と低くなりました。点数の理由コメントでは「なかなか、手作りが出来ず菓子パンとコーヒーになってしまう」「手作りでもっといろんな種類のものを食べたい」など、本当は手作りをしたいのにできていないという意識があるようです。また、「栄養面を考えず直ぐに用意できるものを選びがち」など、栄養観点からの低評価も目立ちました。
まとめ
朝食の自己評価点数を属性別に見てみると、家族や同居人とのコミュニケーションが朝食の満足度を上げている一方、スマホに集中したり、子どもの世話に追われたりと、朝食に集中できない環境が満足度を下げている傾向が見えてきました。
『DELISH KITCHEN』では、すべての人の朝食の体験がもっと楽しくおいしく、そして健康になるように、時間がなくても簡単においしく作れる朝食レシピを多数公開しています。
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