【成功事例多数】「ロケーションAds」の活用ポイント

『DELISH KITCHEN』では、保有データを活用して様々なプラットフォームへ広告配信、効果検証ができる広告プラン「Retail Media Ads」を開始しました。このプランで新たに実現することができるようになったのが、位置情報データを元に広告を配信する「ロケーションAds」です。

このメニューを使用することで、特定店舗の商圏内（半径1km 等）を生活圏にしているユーザーに広告をターゲティングするといったマーケティング活動が行えるようになります。本記事では、「ロケーションAds」の魅力や活用ポイントについて、商品担当者の関根が解説します。

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関根 久理守 
DELISH KITCHENカンパニー マーケティングソリューションズ事業部  MS事業戦略第1グループ マネージャー

新卒でITベンチャー企業に入社。複数の新規事業の立ち上げに携わり、事業の成長に貢献する。
2021年にエブリー入社しPMMとして従事する。2023年6月より、DELISH KITCHENカンパニー マーケティングソリューションズ事業部 MS事業戦略第1グループのマネージャーを務める。

特定店舗の商圏内ユーザーにターゲティング配信が可能

ー「ロケーションAds」では具体的に何ができるのでしょうか？

特定地点（緯度経度）を起点に、指定距離を行動圏とするユーザーに対して、広告をターゲティング配信することができます。一般的に、多くの広告プラットフォームではIPアドレスを元にしてエリアを特定しますが、IPアドレスだけでは都道府県単位より細かい地域の指定が難しいという課題があります。そこで、『DELISH KITCHEN』では外部事業者と提携することでGPSを元にした行動情報を補足し、より精度の高いターゲティングを可能にしました。

この機能を使えば、あるスーパーの特定店舗の商圏（例：各店舗の半径1km ）を生活範囲にしているユーザーにのみ『DELISH KITCHEN』のアプリ上でキャンペーンの告知広告を配信するといったことが可能になります。また配信後に広告非接触者と非接触者の来店率の変化を比較する「来店リフトレポート」の提供も可能です。

ー細やかなターゲティングができることは魅力的ですが、ユーザー数が少なくなりすぎて広告として機能しないということはないのでしょうか？

指定店舗の数や商圏内の人口の問題から条件が狭くなればなるほど、対象ユーザーの規模は小さくなってしまいますが、首都圏や近畿圏のような人口密集エリアであれば、ある程度の配信規模に耐えることができます。例えば、首都圏の中堅食品スーパーの半径1km以内という条件であれば100万人規模の配信ターゲットの確保が可能です。

流通商談への活用や販促キャンペーンの認知拡大にも

ー「ロケーションAds」によって、食品メーカーのニーズにはどのように応えることができるのでしょうか？

食品メーカー様からのニーズとして多いものとしては、①流通商談の支援 と ②販促キャンペーンの認知拡大 です。

①流通商談の支援 については、昨今の円安や原材料高騰による広告予算の縮小、デジタル活用による効率化などの観点から、広告予算を使って商品の認知・理解を促進することに加え、流通商談においても有効活用できる施策がより好まれるようになっていると感じます。特に新商品や、配荷に課題があるようなブランドにおいては、ロケーションAdsを活用することで、食品メーカーサイドから来店促進を支援する構図になる為、小売との商談が有利に働くと考えられます。

②販促キャンペーンの認知拡大 についても上記の発展形ではあるのですが、店頭購買を目的とした販促キャンペーンの流入動線として採用されるケースが増えてきています。『DELISH KITCHEN』では、全国3,000店舗以上に約9,500台の店頭サイネージ「ストアビジョン」を設置しており、「ストアビジョン」での配信と組み合わせたイン・アウトサイドの施策を展開することで、高い効果を出すことに成功しています。

来店率が２倍リフトした事例も！

ー実際にどのような効果が出ているのですか？

はい、この半期で数十件の配信を行なっていますが、非常に高いパフォーマンスを記録しています。特に視認性の高い広告枠との相性が良く、「Premium Top Ads」というアプリのファーストビューに表示される広告メニューにおいては、広告のクリック率（CTR）が平均値の2~3倍、広告に接触したユーザーの来店率が、広告非接触者と比較して2倍リフトした事例等もあります。

ーなぜここまで高い効果が出るのでしょうか？

『DELISH KITCHEN』は、買い物に行く前や献立を考えるタイミングで使っていただくことが多いメディアです。そのため、レシピと組み合わせた店舗の特売品情報やキャンペーン情報等はユーザーの関心を惹きやすく、来店率の上昇など直接的な高い効果に繋がっていると考えられます。

まとめ

日本では徒歩圏内にスーパーがあり、頻繁に買い物をする習慣があります。狭い商圏内に複数のスーパーが隣接している状況で、特売キャンペーンなどの企画提案は消費者の来店動機を高める大きなきっかけとなります。

半径数キロという狭い商圏を特定し、買い物前やレシピ選定タイミングを捉えることのできる『DELISH KITCHEN』は広告媒体としても貴重な存在だと思います。ぜひ「ロケーションAds」を活用し、効果を実感してみてください。ご興味をお持ちいただけた方は、お気軽にお問い合わせください。

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