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昭和産業株式会社様「天ぷら粉黄金」|小売様コラボ

デリッシュキッチンでは、食に関するデータや生活者インサイトを元に、食品メーカー様と小売様が連携した店頭販促の設計・実行を支援しています。

今回は、昭和産業株式会社様の「天ぷら粉黄金」を軸に、関東のある食品スーパーチェーン様(以下、小売A)と連携して実施したサイネージとクローズドキャンペーンの複合施策事例をご紹介します。

目次[非表示]

  1. Challenge - 天ぷら離れと店頭展開の難しさという二重の壁
  2. Result - 天ぷら粉黄金の売上伸長、小売A様店内での販促の獲得を実現
  3. Analysis - 売上リフトを実現した3つの要因
  4. Voice - 昭和産業ご担当者様の声

Challenge - 天ぷら離れと店頭展開の難しさという二重の壁

昭和産業様が抱えていた課題は大きく二つありました。

一つは、天ぷらそのものの食卓登場頻度の低下です。

揚げ物は「作りたいけど面倒」という生活者の意識が根強く、家庭での調理機会が減少傾向にありました。デリッシュキッチンの自社調査でも、新生活シーズンに「やってみたいけどできていない料理」の第2位*に揚げ物が入っており、心理的ハードルの高さが浮き彫りになっていました。
*デリッシュキッチン「新生活に関するアンケート」アプリ利用者の意識調査

もう一つの課題は、店頭での販売促進を強化する体制が十分ではなかったことです。「天ぷら粉黄金」は小売A様の全店舗に並んでいたものの、売り場でお客様の関心を高める手段が限られており、効果的な販促事例を生み出せていない状況でした。

デリッシュキッチンは昭和産業様の課題解決に向け、小売A様の惣菜・青果・加工食品の3つの売り場を横断する形でアプローチする企画を設計しました。

「惣菜派」と「自宅調理派」、それぞれのターゲット層に向けて購買意欲を高める施策として、小売A様でのキャンペーン実施とストアビジョン放映をご提案しました。

なお、これだけの規模の店頭販促を実現するには、小売A様のバイヤーおよび販促部との合意形成・連携が不可欠でした。

デリッシュキッチンは昭和産業様に代わって小売様側との調整を一部担うことで、大規模な施策の実現をサポートしました。

Result - 天ぷら粉黄金の売上伸長、小売A様店内での販促の獲得を実現

2026年3月19日〜4月16日の3週間にわたって『「昭和天ぷら粉黄金」でおうち天しよう!キャンペーン』を実施した結果、対象商材である「天ぷら粉黄金」の売上金額・数量が上昇しました。

さらに、青果売り場の旬野菜(ブロッコリー等)と「天ぷら粉黄金」を組み合わせたクロスMDを展開したことが、相乗効果として売上増加に大きく貢献しました。「天ぷら粉を買う→野菜も買う」という購買導線の設計により、一人あたりの購買点数・金額の底上げが実現しました。

  • 「天ぷら粉黄金」(昭和産業様)
    • 売上金額:前年同期比 171%
    • 売上数量:前年同期比 181%
  • 小売A様におけるブロッコリーの売上
    • 売上金額:前年同期比 109%
    • 売上数量:前年同期比 104%

また、キャンペーン期間中、小売A様店内にてキャンペーン仕様のPOPや、「天ぷら粉黄金」のためのラックの設置の実現にも成功しました。

Analysis - 売上リフトを実現した3つの要因

本キャンペーンが大きな成果を上げた要因として、以下の3点が挙げられます。

  1. 青果売り場とのクロスMDによる購買動線の設計
    青果売り場の旬野菜(ブロッコリー等)と「天ぷら粉黄金」を組み合わせたクロスMDを展開したことが、売上増加の大きな要因となりました。
    「天ぷら粉を買う→野菜も買う」という自然な購買導線を売り場レベルで設計したことで、一人あたりの購買点数・金額の底上げを実現。
    食材と調味料を同時に手に取るきっかけを作ることで、天ぷら調理への移行をスムーズに促しました。

  2. 買い物中のモーメントを捉えるストアビジョン配信
    惣菜・青果・加工食品の計3売り場、約390台のストアビジョンで60秒の動画を配信。買い物中という購買意欲の高いタイミングにリーチしたことで、「見てすぐ買う」という行動変容につながりました。

  3. 小売様ハウスペイを活用したクローズドキャンペーンによる購買促進
    「天ぷら粉黄金+旬の野菜を同時購入で小売A様のハウスペイ1,000円が当たる」という座組みのキャンペーンを実施し、生活者の購買の後押しを行いました。
    また、惣菜購入者にも同様のインセンティブを設けることで、間口を広げ、参加者数の増加を狙いました。

Voice - 昭和産業ご担当者様の声

今回の取り組みについて、ご担当者様より以下のコメントをいただきました。

グロサリー、青果、惣菜というカテゴリーを跨いだ売場展開は、当社として初の試みでしたが、今回の施策により小売業様の全店でクロスMDおよび販促物展開を実現できたことは大きな成果となりました。

また、店頭でのキャンペーン訴求により「天ぷら粉 黄金」の販売数も伸長し、前年比は想定を上回る結果となりました。ストアビジョンにおいて、旬の野菜を活用したレシピを効果的に訴求できたことも、購買意欲の喚起に大きく寄与したと考えております。子どもから大人まで楽しめる質の高いレシピを開発いただいたことに、大変満足しております。

デリッシュキッチンでは、生活者インサイトと食のデータをもとに、食品メーカー様・小売様が連携した販促設計を支援しています。

天ぷらカテゴリーのように「潜在需要はあるが購買行動につながりにくい」商品の販促強化や、小売様との共同企画にご興味のある方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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