6割以上が「夏でも体の冷えを感じる」と回答
夏の冷えによるだるさや疲れなどの不調に悩む方も
冷房の効いた室内と屋外の気温差や、冷たい飲食物の過剰摂取によって引き起される「夏冷え」。
自律神経のバランスが崩れ、体温調節機能がうまく働かなくなることで、夏でも体が冷えてしまう状態のことを指します。
近年、温暖化の影響で夏の期間が長引く傾向にあり、今年は群馬県伊勢崎市で国内過去最高気温の41.8度を更新するなど、記録的な猛暑が続いています 。 夏も後半戦に差し掛かり、夏冷えを起こしやすい時期でもあることから、『デリッシュキッチン』のユーザーを対象に、「夏冷え」に関するアンケートを実施しました。
夏に体の冷えを「よく感じる」「たまに感じる」と回答した方は、合わせて61%に上る結果に。夏冷えによって感じる体の不調については、「体がだるい、疲れやすい」が54%で最多となりました。
冷たいものを食べたり、冷房の効いた場所に長時間いることが多くなりがちな夏。今夏も酷暑が続いており、夏冷えによる不調を感じる方も多いことが予想されます。


夏冷え対策は食事から!
続いて、夏冷え対策として行っていることについても伺いました。
「温かいものを食べる・飲む」が最多となり、食事から対策をとっている方が多く見られます。
夏になると食べたくなるものトップ3は、「冷たい料理」の他、「さっぱりした料理」や「辛い・スパイスの効いた料理」も並びました。


夏後半戦を乗り切る!管理栄養士が教える夏冷え対策を徹底解説!
『デリッシュキッチン』副編集長/管理栄養士 斎藤 香織
「今回のユーザー調査の結果、夏の「冷え」による不調を感じている方が多いことがわかりました。エアコンの効いた場所に長時間いると、知らず知らずのうちに内臓が冷えてしまい、体調不良の原因となります。そんなときは、体を内側から温める食材を意識して取り入れるのがおすすめです。
例えば、唐辛子やしょうがに含まれる辛味成分は血行を促し、体を温めます。また、たんぱく質もしっかり摂ることが大切です。たんぱく質は「食事誘発性熱産生」が高く、消化の過程で熱を生み出すため、体を温める効果があります。
今回はこれらの食材を使い、夏の定番・冷たい料理を温かくアレンジしたレシピを考案しました。ユーザー調査で「夏になると食べたくなる」と人気の高かった、さっぱりしたメニューや、辛味・スパイスを効かせたレシピもご用意しています。日々の献立に取り入れて、残りの夏を元気に乗り切りましょう。」
夏の冷たい定番料理が大変身!体の芯を温めるアレンジレシピを紹介!
「夏冷え対策レシピ」として、夏に人気の定番料理をアレンジ。
いつもは冷たくいただく料理を温かくアレンジすることで、体を芯から温めます。
さらにスパイシーさやさっぱりとした風味をプラスすることで、食欲が低下しがちな夏でも美味しく食べられるよう工夫しました。
『デリッシュキッチン』では、 例年のユーザー動向をもとに半年先の食トレンドを予測する「マンスリートレンドニュース」を毎月配布しております。下のボタンからぜひご覧ください。